「格安SIMは安いと聞くけど、何かデメリットもあるはず」
その感覚は正しいです。 どんなサービスにも、メリットと引き換えのデメリットがあります。
結論からお伝えすると、格安SIMのデメリットの多くは、事前に知っておけば対処できるものです。 ここでは、乗り換え前に理解しておきたい注意点をまとめました。
1. 混雑時間帯に通信が遅くなることがある
多くの格安SIMは、大手キャリアから回線を借りて通信サービスを提供しています。
お昼休みや夕方など、利用者が集中する時間帯は、通信速度が落ちやすい傾向があります。 動画視聴やオンライン会議など、安定した速度が必要な用途がある方は、この点を事前に理解しておくことが大切です。
対策としては、自社回線を持つ会社や、混雑時でも速度が落ちにくいと評判のプランを選ぶという方法があります。
2. 店舗でのサポートが限られる
格安SIMの多くは、店舗を持たない、または店舗数が限られています。
設定や不具合の相談は、オンラインチャットや電話が中心になります。 対面でのサポートに慣れている方にとっては、最初は戸惑うこともあるかもしれません。
不安な方は、申し込み前にサポートの対応時間や方法を確認しておくと安心です。
3. キャリアメールが使えなくなることがある
大手キャリアで提供されている「〜@docomo.ne.jp」のようなキャリアメールは、格安SIMに乗り換えると使えなくなる場合があります。
会員登録などでキャリアメールを使っている場合は、乗り換え前にGmailなどのフリーメールアドレスに変更しておくとスムーズです。 一部の格安SIM会社では、有料オプションでキャリアメールを引き継げるサービスもあります。
4. 各種設定を自分で行う必要がある
SIMカードが届いたあと、回線の切り替えやAPN設定(通信設定)を、自分で行う必要があります。
大手キャリアの店舗であれば、スタッフが設定作業をしてくれることが多いですが、格安SIMの場合は基本的に自分での対応になります。 設定手順は各社の公式サイトに案内があるため、それに沿って進めれば大きな問題はありませんが、機械の操作に不安がある方は、事前に手順を確認しておくと安心です。
デメリットへの向き合い方
これらのデメリットは、すべての人に大きな影響があるわけではありません。
- 混雑時の速度低下が気になる方 → 自社回線を持つ会社や、評判の良いプランを選ぶ
- サポートが不安な方 → チャット対応の時間や口コミを事前に確認する
- キャリアメールを使っている方 → 乗り換え前にフリーメールへ切り替える
- 設定作業が不安な方 → 事前に設定手順を確認し、時間に余裕を持って作業する
自分にとって影響が大きい項目だけ、重点的に対策しておけば十分です。
まとめ
格安SIMのデメリットは、通信速度・サポート体制・キャリアメール・設定作業の4つに大きく分けられます。
どれも事前に知っておけば対処できる内容なので、「知らずに乗り換えて困る」という状況を避けるためにも、契約前にひと通り確認しておくことをおすすめします。